コラーゲンは、たんぱく質の一種で真皮の約70%を占める主成分です。
繊維状になっていて縦横に張めぐらされていて皮膚を保護しています。
しかし、40代以降になるとコラーゲンは新しく作られることはほとんどないため、紫外線や活性酸素の影響を受けやすくなります。
これがしわやたるみの原因となるので美肌を保つにはケアが必要です。
やっぱり必要だった!コラーゲンのしくみと働き
コラーゲンは、肌の隙間を埋め、水分を保ち、潤いを維持する保湿成分
コラーゲンやセラミド、ヒアルロン酸など、化粧品でよく聞く成分は、もともと私たちの皮膚の中に合って、皮膚の中で層をなして弾力を保っています。
日頃のスキンケアが大切な理由
そもそもシワは乾燥によってできるわけではありません。
乾物を水で戻すとふっくらしますが、肌には水分を与えればいいというものではありません。肌のシワはそういうものではありません。
シワは、皮膚のコラーゲンが痛むことによってできるんです。
コラーゲンは「膠原線維(こうげんせんい)」と呼ばれる繊維状の成分で、皮膚の中でネットワークを作って肌の弾力を保っています。しかし、年齢と共に弾力が失われて、シワができるんです。
残念ながら、コラーゲンは飲めばよいというものではありません。飲んだコラーゲンは、体の中でアミノ酸に分解されてしまい、そのまま肌に定着するという保証はありません。
化粧品にコラーゲンが配合されているのは、保湿成分としてです。
「表皮」にある角質層の水分を保つ働きもあるので、保湿用として化粧品には使われています。でも、シワに関わるのは、「真皮」にあるコラーゲンです。
真皮のコラーゲンは、紫外線で日々傷んでいきます。40代からは作られる量も激変し、20代や30代でも、不規則な生活や無理なダイエットで減っていきます。
シワには3つの種類がある
シワは老化現象の一つ
今まで気が付かなかったけど、ふと、明るいところで鏡を見たら、思いもよらぬところにしわができている…。
このようにシワは、急に気づくことが多いのかもしれません。
とくに、深い部分にできたシワは消すことが難しいので、早めのケアが必要です。
シワとは、皮膚の表面にある、「皮溝」が目立つようになったもので、皮膚の老化現象のひとつです。
笑ったり、怒ったりという表情や疲れで出来るものもあります。
シワの種類
角質層の乾燥によるシワと、真皮のダメージによるシワがあり、さらに深さやできる原因によって、大きく3つに分けられます。
真皮のシワは、額や上まぶたのくぼみ、口元撫でにできます。
加齢や紫外線の影響で、真皮のコラーゲン線維とエラスチン線維が変質して、弾力を失い、これらの周囲を埋めるヒアルロン酸が減少し、真皮の水分量が減り、皮膚のハリが無くなってできるものです。
できていしまった真皮のシワを、ケアで解消するのは困難ですから、早めに見つけて、紫外線や乾燥チア策をとることが大切です。
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1日に2万回まばたきをする目元の乾燥シワ。
目の周りや口元は、顔の中ではもっとも皮膚が薄く、皮脂腺も少ない部分です。1日に2万回もまばたきをするので、乾燥しやすく、シワになりやすい状態にあります。
20代の人でも、目の周りにちょっとしたシワができることがありますが、こうした乾燥ジワは一時的なもので、化粧水や美容液による、水分補給や乳液・クリームでの油分補給消えるケースが多いものです。
しかし、乾燥したままの状態でほおっておくと、角質層が荒れて、さらに水分が蒸発しやすくなり、シワが深くなって消すことが難しくなります。
乾燥ジワには一刻も早い保湿ケアが必要なんですね。
顔には40の表情筋が走っています。
さまざまな表情ができるのは、表情筋が柔軟に伸縮するからです。若いうちなら、表情を作ってもすぐに元通りになりますが、年を重ねると、徐々に消えずらくなります。
表情筋が、同じような場所で伸縮を繰り返すと、その部分の真皮のコラーゲン線維の束の配列が不均等になり、表情ジワとなります。
表情ジワは、深い真皮のシワに進行していくことが多いので、そうなる前に対処することが肝心です。
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シワができる6つの原因
①乾燥
乾燥ジワができます。放置しておくとさらに進行します。
➁間違ったスキンケア
洗顔やマッサージで肌を必要以上にこすると、肌の負担となりシワもできやすくなります。
③ストレス
自律神経が影響を受けて女性ホルモンのバランスが崩れ、シワができやすくなります。
④紫外線
顔や手など紫外線にさらされる部分はシワができやすくなります。活性酸素が発生して、皮膚の老化が進みます。
⑤食生活の乱れ
偏食によってタンパク質が不足したりすると、肌のハリが失われ、シワができます。
⑥睡眠不足
ターンオーバーが乱れて、角質が荒れ、肌が乾燥しやすくなります。お肌のゴールデンタイムは夜10時から深夜2時までの4時間です。なるべくこの時間帯には寝るようにしましょう。
30代を過ぎたころからコラーゲンの弾力が失われていく
肌のたるみは、若い頃には無縁でも、年を重ねるごとに、多くの人の、悩みのタネとなりますね。
これには、若いころからの予防がとても大切です。
たるみが起きる原因としては、シワと同じように、皮膚の弾力性を保つ真皮の成分やコラーゲン、エラスチンといった線維が変形したり、老化したりして起こります。
加齢によるたるみは、真皮の線維に関係します。
真皮の約70%を占めるコラーゲンは、ゴムのように弾力がある線維です。細胞ではないので、表皮細胞のようにターンオーバーで生まれ変わることもなく、古いゴムのように弾力を失います。
若いころは、新たにコラーゲンが生まれてくるのですが、40代以降は再生が行われにくくなり、線維の量も減り、表皮や骨、筋肉を引き付けておく弾力を失っていきます。
加齢による筋肉の衰え、紫外線、ストレス、こする、喫煙などの刺激によって、たるみは徐々に進行していくことになります。
年齢により使用する化粧品も変わる
肌性質は、混合肌は20代後半から30代まで、40代以降になると普通肌か乾燥肌になります。
40代以降は、皮膚内のコラーゲンは激変し、皮脂の分泌量も低下します。そのため、混合肌、さらに脂性肌にはなりません。
テカテカの肌をしたおばあさんがいないのはそういう理由です。
ところが、こうした変化を知らずに、今まで肌の調子がよかったからと、以前のままのケア路続けている人は意外と多いです。
40代になっても、自分は混合肌だと思い込み、同じケアをしている人です。
シワ・たるみのエイジングケアにはコラーゲンを増やすケアが有効です
では、具体的にどのようなケアが必要なのでしょうか?
まずひとつは、ビタミンC誘導体など、コラーゲンの生成をうながす成分を化粧品などから摂り入れるとよいでしょう。
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また。ピーリングも効果が期待できます。
ピーリングを続けていくと、肌の代謝が高まり、真皮のコラーゲンも増えていきます。
最近は、ビタミンCなどの成分を、より肌に浸透させるための「イオン導入美顔器」もあります。それらを試す価値はありそうです。
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コラーゲンを増やすためのケア
化粧品からアンチエイジング成分を摂り入れて、コラーゲンを増やしたり、ターンオーバーをうながして、肌老化を防止しましょう。
1、ビタミンC誘導体の化粧水を使って肌への栄養を
2、レチノール配合のクリームで目元をのしわ対策を
3、週に1~2回はピーリングでコラーゲンを増やす
4、ビタミンCのイオン導入美顔器の活用
最後に
アンチエイジングはいつから始めたらいいの?
10代や20代の前半には必要はありません。それ以降は、気になったお気が始め時です。
20代後半から肌のコラーゲン含有量が減り、乾燥や小ジワなどの肌トラブルが現れ始めます。「最近肌が変わってきたかも」と思ったら、早めにアンチエイジングを始めましょう。
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