糖尿病はかつては老人病といわれていましたが、今では成人病と呼ばれています。
最近では若い人にも増えてきていて問題となっています。
潜在的なものまで含めると50人に1人という高い確率です。
その糖尿病に欠かせないミネラルがあります。どのようなミネラルで、どれくらい必要なのか?不足している栄養素とすっぽんの効果とはについて説明します。
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激増する糖尿病の怖さ
糖尿病の主な原因は、食生活が豊かになったこと、運動不足になりがちな状況にあることです。
糖尿病になると、糖が尿の中に漏れてしまいます。ただし、他の病気でも糖が尿に漏れることがありますので、一概に糖尿病というわけではありません。
糖尿病という病気は、インスリンというホルモンが関係しています。
すい臓のランゲルハンス島というところから、分泌されます。ホルモンというのは、血液中において、他の組織を十分に機能させるはたらきを持つ物質です。
作られる場所は、すい臓の他に、甲状腺、副腎、睾丸、卵巣、脳下垂体で出来るといわれています。
インスリンというホルモンの働きは、血液中にある、ブドウ糖というエネルギーのもとをうまく調整しながら、各組織に送り込み生命活動のエネルギーとすることです。
ご飯を食べて糖が吸収されて、血液の中に入って全身にたどり着いたとしても、インスリンが不足していたり、働かなかったりすると、エネルギーとしては役には立ちません。
つまり、血液中の糖は、エネルギーに変換されることなく、血液中にとまり、結果として血液中の血糖値が高くなってしまいます。
さらに、体の中で吸収されない糖が、腎臓から漏れて尿の中に混じり、体外に吐き出されてしまうことになります。
したがって、尿の量も増えます。
インスリンが不足する原因は2つの事が考えられます。
ひとつは、インスリンを作る膵臓の細胞が壊れていて、作れない状態になっていること。この場合は、注射によってインスリンを補給しなければ血糖値はどんどん高くなっていき、生命の危険な状態となってしまいます。
これを「インスリン依存型糖尿病」といいます。
もう一つは、インスリンは作られるのだけど、その作用が妨げられることによって起こる場合です。
これを、「インスリン非依存型糖尿病」といいます。
生活が豊かになったり、運動不足が原因で肥満になって、糖尿病になったという場合は、この「インスリン非依存型糖尿病」が多いです。
なぜ、肥満の人に糖尿病が多いのかというと、肥満になると、インスリンの働きが下がるからです。
余分なエネルギーは、脂肪となって脂肪細胞に蓄えられますが、たくさん詰め込まれた大きな脂肪細胞は、十分なインスリンの働きができなくなるからです。
肥満の人が総てそうなるとは限らないのですが、こうした条件に遺伝的要素が加わると、糖尿病になってしまいます。
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本当の糖尿病の怖さは合弁症
糖尿病の症状としては、まず、体がだるくなってきて、普通の生活をしていてもだるく、目覚めた時でもだるくてたまりません。
これは、インスリンの作用が悪いために、糖代謝だけでなく、脂肪やタンパク質の代謝も悪くなっているからです。
また、非常にのどが渇くようになります。
血糖値が高くなると、浸透圧の関係で、全身の細胞から水分が失われていき、細胞が脱水状態になるからです。
喉がわいてジュースをがぶ飲みする人がいますが、砂糖が大量に含まれているから、さらに糖尿病を悪化させることになります。
糖尿病が進行すると、体重が減ります。
脱水で減ることもあるし、エネルギー源として糖が使えないから、代わりに脂肪が使われることもその原因です。
また、たくさん食事をするようになり、特に甘いものを好むようになります。
糖尿病の怖さはどこにあるかというと、それは、さまざまな合弁症を引き起こすからです。
●糖尿病性網膜症:視力が落ちて失明に至る場合もあります。
●糖尿病性神経障害:手足にしびれ、インポテンツの原因にもなります。
●糖尿病性腎症:尿に大量のタンパク質がもれます。
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糖尿病で苦しむ人がすっぽんで元気になった?!
こうした合弁症を予防するためには、さまざまな食事療法、運動療法、規則正しい生活、そして薬物療法などがありますが、専門的なことは専門家に任せるとして、一つだけ大事なことをいっておくと、それは良質なタンパク質をとることです。
特に必須アミノ酸を十分に取ることが大事になってきます。
といいますのは、糖尿病はアミノ酸不足になりがちだからです。
糖がエネルギーになりにくいために、アミノ酸がエネルギー源となったり、腎症では大量のタンパク質が、漏れてしまったりするからです。
また、アミノ酸は生命活動を維持する大事な働きをするので、体が不調の場合は、アミノ酸が活躍することが多くなるからです。
糖尿病の特徴として、食事の量や質が大事になってきますから、めったやたらにタンパク質を摂ることはできません。
アミノ酸がバランスよく含まれた、必須アミノ酸も含まれた、なおかつ糖分の少ない食品を選びたいものです。
そういった意味でも、すっぽんは非常に優れた食品といえるのです。
アミノ酸、なかでも必須アミノ酸がたっぷり含まれているうえ、各種ビタミンも十分に含まれています。
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糖尿病に欠かせないミネラル
糖尿病については、ミネラルが大きく関係しているのではないかといわれています。
出典:平成8年薬学関係の新聞の記事を抜粋
すっぽんは、このミネラルという観点から見ても、すぐれたものを持っています。
スッポンに含まれるミネラル
すっぽんは高血圧・動脈硬化・肝硬変にも
成人病の代表格ともいわれる、高血圧や動脈硬化にも、アミノ酸は非常に有効なことがわかっています。
動脈の中を流れている血液の中に、コレステロールや中性脂肪が、過大に含まれていると、血管の内側の血管壁に溜まったり、過酸化物という脂肪の燃えカスが脂質の代謝をスムーズに行えなくなり、血管を固くして、もろくしてしまいます。
動脈が硬く、もろくなると、同じ量の血液を全身に送り出すときに大きな力が必要とされます。つまり、心臓に大きな負担がかかってしまうわけです。
血圧もあがります。
血管がもろくなるのは、加齢によるものもありますが、食生活が欧米化している現在では、若い世代にも増えています。
高血圧や動脈硬化を防ぐためには
高血圧や動脈硬化を防ぐためには、何といっても食事に気をつけなければなりません。
特に、塩分の摂りすぎ、卵などコレステロールをたくさん含んだ食品、脂っこいものの摂りすぎは注意しましょう。
また、肥満も大きな原因ですから、食べ過ぎもよくありません。
さらに最近、問題となっているのが、血液中の中性脂肪の蓄積です、
これは、甘いものの摂りすぎが原因です。炭酸飲料水が悪いのは炭酸が悪いのではなく、砂糖が多く使われているからです。
缶ジュースや缶コーヒーなど思った以上に糖分が多いです。
アミノ酸は血圧を下げる
高血圧、動脈硬化、糖尿病、に大きな効化をもたらす栄養素は、アミノ酸です。
血管内の脂肪の沈着を防ぐ有力な治療法に、アミノ酸、特に必須アミノ酸を中心とした、「アミノ酸療法」が効果を上げています。
アミノ酸は、全身の新陳代謝を活発にする働きを持っているので、血液中の老廃物を排出して、血液をきれいにする作用があります。
血液がきれいになれば、血液の流れもスムーズになり、それが血圧を下げることにもつながります。
スッポンに含まれている豊富なアミノ酸、中でも外から摂り入れなければならない、必須アミノ酸が、すべて含まれているすっぽんは、大きな期待が寄せられているのは当たり前ですね。
また、すっぽんにはカリウムも含まれています。
カリウムは、体の中のナトリウム(塩分)を排泄する働きがあります。
ナトリウムが血液中に多く含まれていると、浸透圧の関係で血液中に流れ込み、全体の血液量が増えて、結果として血圧が高くなってしまうからです。
■本ブログで参考にした書籍
出典:すっぽんの挑戦―糖尿病、心臓病に威力を示すスッポン・パワー 単行本 長瀬元吉
最後に
糖尿病に欠かせないミネラルと、不足している栄養素とすっぽんの効果とはについて説明しました。
またアミノ酸は、肝臓にも無くてはならないものです。
肝臓はいわゆる、タンパク質の製造工場です。食物として摂取されたタンパク質は、小腸でアミノ酸に分解されて吸収されます。
そして肝臓に送り込まれ、そこで体が必要としているいろいろな種類のタンパク質の合成に使われます。
その材料がアミノ酸です。
病院では、点滴によってアミノ酸製剤を栄養補給として与えています。天然のアミノ酸が充分に含まれていて、しかも初夏吸収が良いのであれば、肝炎の人にとっても非常に有効な食材ということです。
そういう意味でもすっぽんは、天然のアミノ酸の宝庫ですから、肝臓の働きがよくない人や、お酒を飲む人に、ぜひおすすめしたいですね。
スッポンを摂る目的は、人それぞれです。
ダイエット、精力剤、モチモチの肌など、目的別にすっぽんのランキングはこちらを参考になさってくださいね。
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