大地の栄養分と太陽の光を一杯浴びて育った野菜は、天然のミネラルやビタミンを豊富に含んでいます。
その野菜をギュッと絞った青汁は、正に元気のパワーです。
毎日飲み続けることでカラダは自然な形で美肌・健康体に戻っていきます。
青汁が体にいい理由を説明します。
青汁が体にいい理由♪美肌・健康効果・すっきり効果
厚生労働省は、1日に食べる野菜の目安として350g、そのうち緑黄色野菜120gを推奨しています。
しかし、毎日の食事でこの基準を満たしている人は少ないです。
でも、緑の野菜を絞った青汁なら、コップ一杯の青汁を飲むだけで、一気に不足分をカバーすることができるんです。
しかも青汁は、「生」だから栄養の損失、酵素の損失もわずかです。天然のビタミン・ミネラルを効果的に摂れるのが青汁なんですね。
青汁を飲み始めるとすぐにわかる効果
実際に、青汁を飲み始めた人からは、「ヤセた」「体調がよくなった」「アトピーが改善された」などの声が上がっています。
しかし、なぜ、青汁はカラダにいいのでしょう?
キレやすい子供、アレルギー、メタボ、生活習慣病などが激増していますが、その主な原因として食生活の変化があげられています。
ファーストフードに代表される、カロリーは多いのだけど、栄養が不十分の食事が蔓延しています。
この偏りを、正してくれるのが青汁です。
一例として、骨粗しょう症やイライラの原因となるカルシウム不足ですが、成人女子の1日の摂取基準量は600㎎です。
パセリなら100gでその半分が賄えます。
カラダの健康に必要なビタミン、ミネラルをバランスよくたくさん含んでいるのが青汁です。
青汁は免疫力を高めて悪い細胞の増殖を抑えてくれる
青汁のさまざまな効果の中で、今最も注目されているのが、ガンを抑制する作用です。
その劇的な効果を見せたのが、ガン細胞に直接、青汁を加えた実験でした。
1、何にも加えていないガン細胞は、どんどん増えていき、青汁を加えたガン細胞では、増殖のスピードが止まった。
2、青汁を加えた胃がんが72時間後にはガン細胞がまばらになってきた。
3、被験者19人に4週間、毎日180mlの青汁を飲んでもらった。4週間目、ガンの抑制を示す「NK(ナチュラルキラー)細胞」の活性度の平均値が9%から12%に上がった。
また、すでにガンへの有効性が研究されているバナナやリンゴより、青汁の方が効果が高いという結果もわかっています。
それにしても、野菜のしぼり汁の青汁に、どうしてこんな効果があるのでしょう。
研究でわかってきたのが、青汁による「免疫力の活性化」されたということです。じつは、体内では、ひんぱんに小さながん細胞は生まれています。
しかし、健康なカラダでは「免疫」というシステムが働き、ガンが育たないうちに死滅させられるのです。
青汁には、ガンを攻撃する「T細胞」のはたらきを活性化させることもわかってきました。
カロリーの高い食べ物をとった後に青汁を飲めば脂肪が付きにくい
女性にとって永遠の課題といえば、ダイエットです。
つい食べ過ぎちゃう、太っちゃう、と悩む女性には、やっぱり青汁がおすすめなんです。
青汁は、2つのポイントでスッキリのサポートをします。
食事の前に青汁をまずは一杯。すると、青汁に含まれている、食物繊維が満腹感を与え、食べ過ぎを防いでくれます。
ご飯やパン、麺類、甘いものに多く含まれるのが炭水化物(糖質)。
糖質は体内で、血糖に変化してエネルギーとして使われます。
この時、まとめて大量に食べたり、お菓子やジュースに含まれる、吸収の早い糖質を摂ると、だぶついた血糖は、体を動かすエネルギーとして使いきれずに、余ってしまいます。
この余った血糖は、脂肪細胞に行き、ぜい肉として体に蓄えられていきます。
ところが、青汁に含まれている、食物繊維には、胃での消化時間を遅くして、血糖の上昇を抑える作用があります。
そのため、食べ物がエネルギーとして活用され、脂肪になりにくくすることになるのです。
ただし、青汁を飲んだからといって、過食は禁物です。あくまでも青汁はスッキリのお手伝い役と心がけましょう。
アトピー、花粉症にも青汁は驚くほど効果的
アトピーや花粉症は、完治が難しいといわれています。
でも、薬では治らなかったけど、青汁を飲んだら治ったという例は、たくさんあります。その効果が、専門家の研究で明らかにされてきました。
花粉症やアトピー性皮膚炎、ぜんそくなどのアレルギー疾患は、近年増加しています。
この10年間で、乳幼児のアトピー性皮膚炎が2倍に増えたという調査結果もあります。また、子供に多いとされてきた症状ですが、大人でも悩むケースが増えています。
その原因の一つとして専門家が指摘するのは、食生活の変化です。
脂肪分やタンパク質の多い、欧米型の食事や、食品添加物の影響です。
青汁は、大学の研究でも、アレルギーへに効果が明らかになりました。アレルギーを起こさせる卵白の中のタンパク質をマウスに与えた実験で、青汁を与えたマウスは、アレルギー反応が抑制されるという結果が出たのです。
なぜ、青汁がアレルギーに効くのか、体内でアレルギーが起こるしくみを紐解きます。
風疹という病があります。
風疹は一度かかると、二度とかかりません。それは原因となるウィルスに対して、「抗体」が作り出されるからです。
このシステムを「免疫」といいます。
免疫は、体に害を与える細菌やウィルスなどの異物に対して反応します。ところが、この免疫反応が、食べ物など体に害にならないものにまで、過剰に反応している状態が「アレルギー反応」です。
くしゃみや鼻水は、異物を体から追い出したり、侵入を阻止るるための免疫反応のひとつです。
これは風邪などのウィルスに対して撃退するからとても有効です。
しかし、花粉症では、体に害がないはずの花粉にまで、免疫反応が出てしまうのです。
本来、体を守るはずのシステムが暴走して、逆に体を傷つけるほど過剰に働くのがアレルギー反応なのです。
こうしたアレルギー反応を起こす物質を「アレルゲン」といいます。
つまり、青汁という栄養素である「調教師」が、誰にでもかみつく犬を。怪しい人物だけ退治するように調教したということです。
青汁を飲むことで、「T細胞」の活動が抑えられて、抗体がつくられにくくなっているのがわかりました。
抗体がなければ、無用なアレルギー反応は抑えられることになります。
今、日本には、さまざまなアレルギーに悩む人は3人に1人にのぼっています。しかも、根本治療が難しく、永遠につらい症状を薬で抑えたりの繰り返しです。
青汁を飲むことで、症状を事前に抑えることができる可能が高まる、ということなんですね。
肌の敵、活性酸素の発生を抑えてくれて美肌に
年齢とともに増えるシミ、シワ。治りにくく跡が残る吹き出物。毎日お手入れしていても、次々に現れるのがお肌のトラブルです。
青汁がお肌にいい理由は、たくさあります。
なかでも、肌の老化に大きくかかわる「活性酸素」の撃退効果は見逃せません。
ビタミンA、C、Eを合わせて、「ビタミンエース」と呼びます。その優れた抗酸化力は、エースと呼ぶのにふさわしい名前です。
太陽の紫外線などを浴びると、肌の細胞に「活性酸素」が生まれます。活性酸素とは、体に必要な酸素の一部が変質して、逆に体を傷つけるものです。
肌に異常を感じると、肌の細胞膜に待機していたβ―カロチン(ビタミンA)やビタミンEは、活性酸素の侵入に対して、自分たちが犠牲になって、細胞をガードします。
このとき、傷ついたビタミンEを復活させるのが、ビタミンCです。
このように、ビタミン群は、チームを組んで肌を守っているのです。
また、ビタミンB群は、皮膚の新陳代謝を促進し、ビタミンCがコラーゲンの合成を助けるなど、新しい皮膚をビタミンチームで守って、そして作っています。
さまざまなビタミン・ミネラルを含む青汁なら、美肌チームのスムーズな働きを十分サポートしてくれるのですね。
最後に
その他にも青汁には、私たちの体にいつのまにか堆積して、その働きを狂わせる有害物質が存在しています。
食品添加物や、農薬、空気や水の汚染など、注意しても防ぐことは不可能です。
でも青汁の成分が、有害物質を素早く体外に排出してくれるとしたら、すごいですよね。
ダイオキシンや農薬など、体内に蓄積する有害な化学物質を「環境ホルモン」といいます。ホルモンと似た構造なので、体内に入ると体が錯覚して反応します。
その影響とされるのが、乳幼児の生殖器障害、情緒障害、知能低下、子宮内膜症、精子の減少、乳がんの増加といわれています。
一度体内に入ると、なかなか外に出ないのが有害物質の厄介なところです。こうした有害物質は体内をぐるぐる回り、その濃度はどんどん高くなっていきます。
永遠に続くこの流れを断ち切るのが、青汁の成分です。
クロロフィルと食物繊維は、十二指腸から小腸への流れの中で、有害物質に付着し、大腸へ進み、便と共に排出してしまう働きがあります。
知らぬ間にわたしたちの体を虫食む有害物質ですが、脂肪に溶けやすいダイオキシンは、母乳に混じって赤ちゃんの体に入っていきます。
小さな赤ちゃんにとって、有害物質はほんのわずかでも、大きな影響を及ぼします。
いま、妊娠中の方や、赤ちゃんに母乳を与えている女性にとって、青汁は有用だといえるでしょう。