人間にとって睡眠は、生命活動に必要不可欠な作業です。
食欲と性欲に並び睡眠欲は人間の三大欲求に数えられていますが、この睡眠には大きな目的が存在します。
もしも今、体の不調で悩んでいるのであればその原因は睡眠かもしれません。
睡眠不足は生活習慣病の発症リスクを高めるだけではなく、自覚しないところで病気が進行する恐れもあります。
睡眠で免疫を高める方法があるなら知りたいですよね。
#睡眠の役割 #新陳代謝 #酵素 #免疫力
睡眠には大切な2つの役割が課せられています
人間の体は寝ている間に、全身のすべての臓器、骨格などを点検し、異常があれば修理、補修をしています。
また、不要な物や古くなったものを捨て、新しいものに入れ替えています。これが、新陳代謝です。
これらの活動は、人間が起きて活動している時には、あまり働きません。だから、就寝中の夜間に行われているのです。
これが、「ナチュラル・ハイジーン」と呼ばれる、1日の生理リズムにおける「吸収と代謝」の時間です。
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睡眠中に酵素を大量に生産している
睡眠は、代謝以外にも、もう一つ大きな仕事をしています。
それは、この時間帯に酵素を大量に生産していることです。翌日の消化や代謝に備えて、1日分の体内酵素を懸命にチャージしているのです。
このように、私たちにとって、睡眠ほど重要な時間はないといってもいいでしょう。
夜間なのに、起きて活動していると、この作業は思うように行えません。酵素も思うように作れずに、体の修理も進まずに、新陳代謝も滞ります。
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睡眠で免疫を上げる
免疫力の主役であるリンパ球も、就寝中に作られますが、製造が停滞すると、当然、免疫力も低下します。
睡眠不足が続くと、自律神経に悪影響を及ぼし、頭痛、肩こり、めまい、動悸、下痢などの症状が起きます。
しかも、症状はそれだけにとどまらず、心臓病、脳疾患、糖尿病などのリスクを高めます。それほど、睡眠不足は怖いのです。
睡眠の持つ、この二つの役割を理解して、毎日7~8時間の睡眠時間を確保してほしいと思います。
ただし、「吸収と代謝」の時間を大きく含むことが大事です。同じ7時間でも、午後11時から朝6時まで寝るのと、午前4時から11時までの7時間では、睡眠の価値が全く違います。
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なぜ食べてすぐ寝ると体に悪いのか?
体にとって、午後8時から午前4時までは、「吸収と代謝」の時間です。
この時間は、吸収した栄養素を、代謝する時間で、食物を摂取する時間ではありません。この時間帯に食事をとると、酵素の消費が激しくなり、代謝活動にまわらず、体が弱ってきます。
だから、夜遅くに食事をすることは、体の働きに対して反しています。
また、食べてすぐに寝るのも問題です。
昔から「食べてすぐ寝ると牛になる」ということわざがありますが、本来の意味は、行儀が悪いことを示すいましめです。これは医学的にも正しいのです。
人間は夜、眠りにつくと消化酵素もじっくり急速に入ります。
ところが、食べてすぐ寝ると、休息してもよいはずの消化酵素が、活動を続けなければなりません。その時の消化酵素の働きは弱く、食べ物をきちんと消化しきれません。
栄養素も分解できません。消化器官も大忙し状態になります。
そのため、消化不良を起こすのです。消化不良になると、胃腸に炎症を起こす原因となり、各器官に栄養がスムーズに送られなくなり、免疫の低下を引き起こし、アレルギーの原因ともなります。
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免疫力が高いのか低いのか判断する材料とは?
自分の免疫力を測るのに、一番簡単な方法は、便の具合です。
極端に言えば、良い便なら腸は健康で免疫力も高く保持されています。しかし、悪い便なら、不健康で免疫力は落ちています。
下痢も便秘もいずれも、酵素が足りていないことから起こります。
大便は通常、水分保有量80%、食物繊維10%、食べかす・老廃物・腸内細菌10%の比率です。
この水分が下痢と便秘を分けており、水分90%以上だと便は形を失い、下痢となり、70%以下だと便は固形化し、便秘になります。
下痢も便秘も異常事態ですから、体にはよくありません。
それでもまだ下痢の方がましだということです。
なぜなら、下痢なら一種の「毒出し」が行われているからです。風邪のウィルスや食中毒の菌が入ってきたときは、それらを早く排泄して体を守ろうとする反射です。
一方、便秘は悪玉菌やそれに生じるインドールやアミンなどの窒素残留物を腸にとどめます。
そのことが、生活習慣病などにつながっていくのです。
また、便秘時のオナラは非常に臭いのが特徴です。腸内が腐敗することによって悪臭となります。
トイレで便のチェックをしなくても、オナラの臭いで免疫力の高い低いをある程度、判断することができます。
最後に
眠るということは、眠っている間に腸内の活動(腸内環境)を、良くする作業でもあるんですね。
それは、代謝と吸収です。
代謝と吸収を助けるのが酵素です。
生野菜や果物など、アルカリ性の食物を摂ると、腸内は酸性に傾き、吸収されると体液は弱アルカリ性になります。
逆に、肉、魚、牛乳、ハム・ソーセージなどの酸性の食物を摂ると、悪玉菌が繁殖し、腸内はアルカリ性になり、しれらが吸収されると体液は弱酸性になります。
これからもわかるように、夜遅く食事をとる習慣のある人、寝る前に酸性の食品をとることが、どれだけ腸に負担をかけているのかが、わかっていただけたでしょうか。
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